教職科目(非常勤)教員・研究者情報

国文学国語学科

非常勤講師 浜田秀(ハマダ シュウ) HAMADA Shu
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基本情報

学位 文学修士(神戸大学)
担当科目 国語学概論1 国語学概論2 国語学特論(言語構造)1<2019年度以降入学生> 国語学特論(言語構造)2<2019年度以降入学生> 国語学演習(言語構造)1<2019年度以降入学生> 国語学演習(言語構造)2<2019年度以降入学生>
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(受講対象者別)
現在の専門分野 言語思想史 文体論
現在の研究課題 近代詩のジャンル生成 物語を対象とする認知文体論 皆川淇園・富士谷成章・富士谷御杖を中心とする近世言語思想史
所属学会名 日本語学会、日本思想史学会、日本言語学会、日本認知科学会、日本言語学会、日本認知言語学会、日本語用論学会、関西言語学会
経歴 文学修士(1991年3月)神戸大学大学院
メッセージ 言葉というものは、水や空気と同じ位ありふれた、日常的な存在です。でも、物理的にはインクの染みや空気の振動でしかない存在が、私たちの心の動きに応じて、千変万化の色合いを持つ──これは、考えてみれば、実に不思議なことではないでしょうか。 「意味」と呼ばれるこの現象を、「物語」をキーワードに追いかけていこうと思っています。

研究活動詳細

著書

  • 認知物語論の臨界領域 (共著),ひつじ書房,1〜20頁(小説の言語行為論のために) 2012年09月07日
  • 認知物語論キーワード (共著),和泉書院,16〜31頁(認知物語論の可能性──言語研究から見た──」)、25〜31頁(メタファー)、47〜54頁(話法)、87〜94頁(ジャンル) 2010年04月30日

論文

  • 皆川淇園『易原発揮』 翻刻と解説 (単著),『天理大学学報』74巻2号(262輯),1頁~14頁 2023年02月26日
  • 有斐斎弘道館所蔵 皆川文康氏寄贈 皆川淇園関係資料目録 (共著),『近世京都』第5号,59頁~80頁 2022年09月20日
  • 公巌『易原指麾』巻二 翻刻と解説(二) (単著),『天理大学学報』73巻2号(259輯),1頁~28頁 2022年02月26日
  • 公巌『易原律運説解』翻刻と解説(二) (単著),山邊道 第62号,1頁~66頁 2022年01月31日
  • 公巌『易原指麾』巻二 翻刻と解説(一) (単著),『天理大学学報』73巻1号(258輯),1頁~32頁 2021年10月26日
  • 皆川淇園門人公巌口授・恵広筆記『易学開物小箋記聞』について(下) (単著),『近世京都』第4号,1頁~44頁 2021年03月31日
  • 公巌『易原指麾』巻一 翻刻と解説(二) (単著),『天理大学学報』72巻2号(256輯),43頁~73頁 2021年02月26日
  • 公巌『易原律運説解』翻刻と解説(一) (単著),山邊道 第61号,85頁~97頁 2021年01月31日
  • 原本玉篇の江戸期写本──巻19水部について (共著),『総合科学研究』1巻(広島大学大学院人間社会科学研究科),59頁~82頁 2020年12月31日
  • 公巌『易原指麾』巻一 翻刻と解説(一) (単著),『天理大学学報』72巻1号(255輯),1頁~32頁 2020年10月26日
  • 黒川那雄(六平斎亦夢)『詩経一枝』翻刻と解説  (単著),天理大学学報71巻2号(253輯),1頁~29頁 2020年02月26日
  • 公巌『易原九籌説解』翻刻と解説  (単著),山邊道 第60号,1頁~63頁 2020年01月31日
  • 皆川淇園門人公巌口授・恵広筆記『易学開物小箋記聞』について(上) (単著),『近世京都』3号,pp.39~74 2019年09月01日
  • 目次のジャンル名から見る民俗詩学──コーパスによる動態分析── (単著),『日本近代文学』第99集,105頁~113頁 2018年11月15日
  • 漢詩はいつから改行するようになったのか(一) (単著),『山邊道』第58号,125頁~135頁 2018年02月25日
  • 電子掲示板の使用による授業活性化の試み──「承認」──の観点からみた授業 (単著),『山邊道』第57号,1頁~17頁 2017年02月25日
  • 認知文体論的メタファー分析の試み─梶井基次郞「筧の話」を対象に─ (単著),山邊道第52号,1頁〜20頁 2009年11月25日
  • カテゴリーとしての詩─余白の生み出す民俗詩学 (単著),認知言語学論考7(ひつじ書房) ,169頁〜212頁 2008年09月09日
  • 原本玉篇の近世写本群と書誌学的ネットワーク (単著),山邊道第51号(天理大学国語国文学会),37頁〜72頁 2008年02月04日
  • マンガのコマの時間性について (単著),ことば工学研究会 第26号(ことば工学事務局),25頁〜31頁 2007年07月13日
  • 名詞にかかる「今」-時間副詞と名詞の関係に関する試論- (単著),山邊道 第49号 天理大学国語国文学会,1頁〜20頁 2005年03月25日
  • 『悉曇蔵』と五行思想-偽経との関連を中心に- (単著),山邊道 第48号 天理大学国語国文学会,91頁〜105頁 2004年03月31日
  • 認知言語学と文学研究 (単著),認知システムとしての文学 (日本認知科学会テクニカルレポート03-No.46),61頁〜70頁 2003年07月
  • 皆川淇園論(二)-「九籌」概念を中心に- (単著),山邊道 第46号 天理大学国語国文学会,25頁〜51頁 2002年03月25日
  • 物語の四層構造 (単著),認知科学 Vol.8 No.4 日本認知科学会,319頁〜326頁 2001年12月01日
  • 物語と説明-談話における二類型- (単著),文学と認知・コンピュータ6 -ことばと文学- (日本認知科学会テクニカルレポート00-No.32),160頁〜168頁 2000年04月
  • 皆川淇園論(一) (単著),山邊道 第44号 天理大学国語国文学会,1頁〜15頁 2000年03月25日
  • カテゴリーとしての詩 (単著),文学と認知・コンピュータ1 -認知文学論と文学計算論- (日本認知科学会テクニカルレポート99-No.29),7頁〜13頁 1999年06月
  • 御杖と淇園 ─音義分析の諸相─  (単著),山邊道第42号(天理大学国語国文学会) ,1頁〜20頁 1998年03月25日
  • 皆川淇園と江戸時代の思想家たち─「儒教ファンダメンタリズム」のゆくえ─ (単著),あうろーら第3号(21世紀の関西を考える会) ,281頁〜290頁 1996年05月01日
  • 民俗言語学としての声気メタファー─中国における意味記述の方法をめぐって─ (単著),江戸の思想第2号(ぺりかん社) ,84頁〜103頁 1995年10月05日
  • ストーリーラインと感覚的リアリティーの構造について (単著),人文学報第75号(京都大学人文科学研究所),283頁〜312頁 1995年03月15日
  • 「開物学」の発想について─『均ヨウ三十六則』を中心に─  (単著),国文論叢第20号(神戸大学文学部国語国文学会),1頁〜14頁 1993年03月
  • 皆川淇園の開物学の方法について (単著),国文学研究ノート第27号(神戸大学「研究ノート」の会),1頁〜16頁 1993年03月

その他

  • 口頭発表:言語記号の空白部分の解釈について (単独),オンライン・シンポジウム「マルチモダリティーと言語」(日本語用論学会メタファー研究会/「言語と人間」研究会 共催) 2021年12月27日
  • 口頭発表:淇園開物学の新出資料 ─「恵広本」から見えるもの─ (単著),第八回近世京都学会研究発表会 2019年07月20日
  • 口頭発表:「詩」の発生・消滅─制度としてのジャンル名制度としてのジャンル名─ (単著),日本近代文学会秋季大会「文学研究と言語研究のインターフェイス」パネル発表 2017年10月15日
  • 比喩から見た心 (単独),創立90周年記念文学部公開講座「ことばと文学」 2015年05月09日
  • 項目執筆:「富士谷成章」「富士谷御杖」など6項目 (単著),『日本語大事典』朝倉書店 2014年11月06日
  • 倫理・言語・身体──淇園開物学管見── (単著),近世京都学会『近世京都』第1号,口絵1~2頁、本文1~8頁 2014年07月25日
  • 口頭発表:NDL Searchによるジャンル名の分析 (単著),第4回コーパス日本語学ワークショップ予稿集,331頁ー338頁 2013年09月06日
  • 口頭発表:「—方」という形式に見られる「する」と「やる」の差異について (共著),第4回コーパス日本語学ワークショップ予稿集,111頁-116頁 2013年09月05日
  • 口頭発表:話法論と物語論の交渉 (単独),ひつじ書房ワークショップ「認知物語論の臨界領域」 2011年07月23日
  • 招待講演:倫理・言語・身体──淇園開物学管見── (単独),近世京都学会設立総会・記念講演会 2011年06月26日
  • マンガのコマの時間性 (単著),第26回ことば工学研究会( 日本認知科学会「文学と認知・コンピュータ研究分科会Ⅱ」との合同開催) 2007年07月13日
  • 口頭発表:原本玉篇の近世影写本について (単著),日本語学会2004年度秋季大会,要旨集6頁 2004年11月14日
  • 青年期と物語 (単著),学生相談室報告 第5号 2002年度 天理大学学生相談室,2頁 2004年02月
  • 口頭発表:物語開始部の諸相 (単独),「文学と認知・コンピュータ」研究分科会 第11回定例研究会,要旨集(G-3)1頁〜7頁 2001年07月21日
  • 項目執筆:「皆川淇園」など2項目 (単著),『日本思想辞典』 ぺりかん社,2頁 2001年06月01日
  • 口頭発表:民俗詩学について-詩カテゴリーの構造- (単独),日本認知科学会「文学と認知・コンピュータ」研究分科会臨時研究会  in '01春,要旨集3頁 2001年05月13日
  • 詩カテゴリーの機能と位置 (単著),文学と認知・コンピュータ6 -ことばと文学- (日本認知科学会テクニカルレポート00-No.32),2頁 2000年04月
  • 口頭発表:物語の作品性について (単独),日本認知科学会「文学と認知・コンピュータ」研究分科会第5回定例研究会 in大阪 '99冬,要旨集1頁 1999年12月04日
  • 口頭発表:詩カテゴリーの機能と位置 (単独),日本認知科学会「文学と認知・コンピュータ」研究分科会第5回定例研究会 in大阪 '99冬,要旨集1頁 1999年12月04日
  • 口頭発表:富士谷成章の「強弱」「緩急」概念について-声気メタファーによる分析- (単独),国語学会 平成11年度秋季大会 (於 名古屋大学),要旨集56頁〜63頁 1999年10月30日
  • 口頭発表:声気メタファー-東洋古典文法学の認知モデル- (単独),第2回認知科学国際会議/日本認知科学会第16回大会合同会議(ポスター発表) (於 早稲田大学),要旨集4頁 1999年07月28日

学会・社会活動等

一般活動

  •  近世京都学会幹事 2011年06月-現在まで

講演・公開講座等

  • 詩のかたちの歴史 天理大学公開講座 ことばと文学 令和4年度,橿原市市役所分庁舎ミグランス4Fコンベンションルーム 2022年07月30日
  • 詩の100年 ─制度としての近代詩─ 天理大学公開講座 ことばと文学 平成30年度 第3回,奈良商工会議所 中ホール 2018年06月30日

外部資金による研究・活動等

  • 淇園開物学注釈書の基礎的研究 科学研究費補助金(基盤研究C) 2020年04月-現在まで

大学運営等

大学、学部運営等に関する諸活動

  • 文学部長  2016年04月01日-2018年03月31日
  • 国文学国語学科主任  2012年04月01日-2016年03月31日
  • 学生委員会委員長  2010年04月01日-2012年03月31日

クラブ・サークル

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