国際学部教員・研究者情報

地域文化学科ヨーロッパ・アフリカ研究コース

教授 大平陽一(オオヒラ ヨウイチ) OHIRA Yoichi
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oohira
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基本情報

学位 文学修士
担当科目 世界の観光<B> 世界の観光<A> 文化交流史の研究2 ヨーロッパ表現文化概論<2019年度以降入学生> ヨーロッパ・アフリカと日本<2019年度以降入学生> ヨーロッパ生活文化特論<2019年度以降入学生>
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(受講対象者別)
現在の専門分野 戦間期チェコにおける亡命ロシア文化
現在の研究課題 戦間期チェコの亡命ロシア文化とチェコ・アヴァンギャルドとプラハ言語学サークル
所属学会名 日本ロシア文学会、日本スラブ学研究会、ロシア東欧学会
経歴 文学修士(1984年3月)東京外国語大学大学院
メッセージ 何でもいいから、何か夢中になれるものを私自身持っていたいし、皆さんも持っていてほしいと思います。そして、その話を私にも聞かせて下さい。

研究活動詳細

著書

  • 『カレル・タイゲのブックデザイン』 (単著),私家版,1~136頁 2022年03月04日
  • 『自叙の迷宮:近代ロシア文化における自叙的言説』 (共著),水声社,115~164頁 2018年02月28日
  • チェコ・シュルレアリスムの80年 (共著),立教比較文明会,33~57頁 2015年02月27日
  • 再考ロシア・フォルマリズム—言語・メディア・知覚 (共著),せりか書房,59〜77頁 2012年09月25日
  • 映画的思考の冒険 (共著),世界思想社,79頁〜118頁 2006年06月26日
  • 都市と芸術の「ロシア」 (共著),水声社,141頁〜160頁 2005年04月10日
  • ロシアサッカー物語 (単著),東洋書店 2002年06月15日
  • ロシア文化と近代日本 (共著),世界思想社 1998年06月20日

論文

  • 戦間期チェコの左翼文化人における社会主義芸術をめぐる論争について (単著),SLAVISTIKA(東京大学大学院人文社会系研究科スラヴ語スラヴ文学研究室年報) XXXVI, 2021.,53-69頁 2022年05月23日
  • 越境する『白夜』の夢想家 (単著),『現代思想』2021年12月臨時増刊号 総特集=ドストエフスキー(青土社),148~154頁 2021年11月25日
  • 情報デザインとアヴァンギャルド芸術の狭間で:ラジスラフ・ストナルのデザイン (単著),『天理大学学報』第七十二巻第一号(第255輯),59~87頁 2020年10月26日
  • ラジスラフ・ストナルのデザイン論についての覚書 (単著),『スラヴ学論集』vol. 23.,81~111頁 2020年04月30日
  • プラハ言語学サークルにおける機能の概念 (単著),『スラヴ研究』No. 67,83-114頁 2020年
  • プラハ国民劇場のロシア人ダンサー:亡命ロシア文化と芸術家の同化 (単著),ルースキイ・ミールー文化共生のダイナミクスー(科学研究費助成事業報告集) ,167〜190頁 2019年02月28日
  • 戦間期プラハの文学結社〈庵〉とアリフレト・ベーム (単著),ルースキイ・ミールー文化共生のダイナミクスー(科学研究費助成事業報告集) ,131〜166頁 2019年02月28日
  • [研究ノート]帝政ロシアと在外ロシアの《ソコル》:体操運動とナショナリズム (単著),『天理大学学報』第68巻,第2号,93-104頁 2017年02月26日
  • [研究ノート]1920年代在外ロシアにおけるロシア劇団の受容について (単著),『アゴラ』第13号,天理大学地域文化研究センタ,131~148頁 2016年03月26日
  • [研究ノート]第一波亡命ロシア人の回想と世代の問題 (単著),『天理大学学報』第67巻,第1号,19~33頁 2015年10月26日
  • [研究ノート]戦間期チェコにおける社会主義リアリズムをめぐる議論:アヴァンギャルド,構造主義,社会主義リアリズム (単著),『アゴラ』特別号Ⅱ 天理大学地域文化研究センター,1~74頁 2015年08月26日
  • ヤーコブソンの交友関係から見たプラハ学派の文化的コンテクスト: そのいくつかの側面  (単著),『スラヴ学研究』第18号(日本スラヴ学研究会), 51~85頁 2015年03月31日
  • [研究ノート]プラハ言語学サークルにおける共生:構造主義とユーラシア主義 (単著),『天理学報』第66巻第1号 天理大学,79~91頁  2014年10月26日
  • カレル・タイゲにおける構成主義的なるもの:ピュリスムから構成主義へ,構成主義から機能主義へ (単著),『アゴラ』特別号 天理大学地域文化研究センター,1~52頁 2013年10月11日
  • カレル・タイゲの構成主義理論に温存された美 (単著),『アゴラ』第10号 天理大学地域文化研究センター,37~47頁 2013年03月26日
  • 移動的視覚に関する走り書き的覚え書 (単著),『アゴラ』第10号 天理大学地域文化研究センター,1~14頁 2013年03月26日
  • タイゲとヤーコブソン:言語観・芸術観の類似と差異 (単著),『西スラヴ学論集』第15号,89頁〜110頁 2012年03月31日
  • ヤーコブソンの構造詩学とロシア・フォルマリズム(あるいはポスト構造主義) (単著),『アゴラ』第8号 天理大学地域文化研究センター ,87〜106頁 2011年03月26日
  • 表層の分裂と深層の分裂 (単著),『文学・映像における分身テーマの総合的研究』(研究課題番号 18320059)平成18年度〜平成20年度科学研究費補助金・基盤研究(B)研究成果報告書,68頁〜83頁 2009年03月31日
  • ロシア芸術論から見たレヴィ=ストロース (単著),『思想』第1016号 岩波書店,162頁〜182頁 2008年12月05日
  • カレル・タイゲの映画論 (単著),『西スラヴ学論集』第11号,44頁〜66頁 2008年03月31日
  • イズム!イズム!イズム!—カレル・タイゲのブックデザインにおける諸潮流の輻輳 (単著),『スラブ世界における文化の越境と交錯』(研究課題番号15310171)平成15年度〜平成18年度科学研究費補助金(基盤研究(B))研究成果報告書,129頁〜156頁 2007年02月
  • 〈非意図性〉としての〈ファクトゥーラ〉 (単著),『天理大学学報』第213輯,21頁〜36頁 2006年10月26日
  • エイゼンシュテインとヴィゴツキィ (単著),『アゴラ』第3号 天理大学地域文化研究センター,55頁〜77頁 2005年12月26日
  • スクリーンと観客 (単著),『アゴラ』第1号 天理大学地域文化研究センター,59頁〜74頁 2003年11月26日
  • エイゼンシュテインの知的映画論の変容 (単著),ALBA 2003,121頁〜143頁 2003年03月21日
  • 映画的《剰余》の時代錯誤的な再定義について (単著),『天理大学学報』第198輯,39頁〜62頁 2001年10月26日

その他

  • ボガトゥィリョフの戦中・戦後:プラハ学派とソ連のスラヴ学 (単著),『スラヴ学論集』第24号( 日本スラヴ学研究会),27-35頁 2021年05月31日
  • REVIEW「チェコ・ブックデザインの実験場 1920s~1930s」 (単著),京都国立近代美術館ニュース『視る』508号(2020年5-6月号),6~7頁 2020年12月14日
  • 『子どもたちの見たロシア革命:亡命ロシアの子どもたちの文集』 (共編・訳),松籟社,7〜27頁、165〜285頁 2019年02月26日
  • ヤコブソンと年上の友人たち (単著),SLAVISTIKA (東京大学大学院人文社会系研究科スラヴ学スラヴ文学研究室年報) XXXII,61~72頁 2017年06月15日
  • 【書評】Ondřej Sládek, Jan Mukařovský: život a dílo. (単著),『ロシア語ロシア文学研究』第48号(日本ロシア文学会),230~246頁 2016年10月15日
  • ソ連崩壊後のスポーツクラブ (単著),『モスクワ大学「アクロバットロックンロール」代表団の天理大学訪問の記録』,15~16頁 2014年07月29日
  • ヨーロッパサッカーの東漸 (単著),『ヨーロッパサッカーと日本』〈上智大学ヨーロッパ研究所研究叢書7〉,11~15頁 2014年03月03日
  • 【書評】佐藤千登勢著『シクロフスキイ 規範の破壊者』南雲堂フェニックス (単著),『ロシア語ロシア文学研究』第39号(日本ロシア文学会),163頁〜165頁 2007年09月25日
  • 蘇る?ロシアサッカー (単著),『ユーラシア研究』No.35 ユーラシア研究所,34頁〜37頁 2007年05月25日
  • 第35回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭見聞記 (単著),『シネマティズム』第4号 エイゼンシュテイン・シネクラブ,58頁〜62頁 2001年02月28日

教育活動詳細

作成した教科書、教材、参考書

  • 『セメスターのロシア語・改訂版』諫早勇一・服部文昭・大平陽一・田中大(白水社)   2019年02月10日

学会・社会活動等

一般活動

  •  日本ロシア文学会編集委員 2019年10月16日-現在まで
  •  日本ロシア文学会理事 2017年10月15日-2019年10月15日
  •  日本スラヴ学研究会編集委員 2016年06月16日-2018年06月15日
  •  日本スラヴ学研究会編集委員長 2015年06月16日-2017年06月15日
  •  日本ロシア文学会学会誌編集員会委員長 2013年10月16日-2019年10月15日
  •  日本ロシア文学会理事 2011年10月16日-2013年10月15日
  •  日本ロシア文学会学会賞選考委員 2003年10月16日-2007年10月15日

講演・公開講座等

  • 越境するドストエフスキー:『白夜』の映画化についてのケーススタディ 日本ロシア文学会関西支部における研究発表,日本ロシア文学会関西支部,オンライン 2020年12月12日
  • ピョートル・ボガトゥィリョフの戦中・戦後:プラハ言語学サークルとソ連のスラヴ学 《飯島周先生追悼シンポジウム》 ,日本スラヴ学研究会,オンライン 2020年12月05日
  • 〈人文研アカデミー2017 連続レクチャー上映会〉ロシア革命百周年記念映画祭—映像に刻まれたロシア革命— 11月25日の上映後レクチャー「映画《十月》における映像言語の試みについて」を担当,京都大学人文科学研究所,京都文化博物館 2017年11月23日-2017年11月26日
  • 記憶に基づかない回想:亡命の子どもたちの作文から パネルディスカッション「 20 世紀前半のロシア文化における自叙の問題」における口頭発表:1923 年、モラヴィアのロシア語ギムナジウムにおいて 「1917 年からギムナジウム入学までの私の回想」という 作文が課された。これらの作文が注目を集めたため、翌 24 年には規模が拡大され、ロシア国外の 15 のロシア語 ギムナジウムに学ぶ生徒が同じテーマの作文を書いた。 それらの中には曖昧な記憶に基づく作文、実体験をあえて虚構であるかのごとく装った作文が散見される。この ような回想の分析を通じて「自叙」について考察を加えた。,日本ロシア文学会,北海道大学 2016年10月23日-2016年10月23日
  • 木村先生とヤコブソン 《木村彰一先生生誕百周年シンポジウム》における口頭発表,日本ロシア文学会・日本スラヴ学研究会共催,東京大学(本郷キャンパス) 2015年06月06日
  • サッカーシンポジウム「ヨーロッパサッカーと日本」 著名なサッカーライター西部謙司、宇都宮徹壱やサッカーに関心をもつ大学教員ら6名がパネラーとして出席し、ヨーロッパサッカーと日本サッカーを比較するシンポジウム。,上智大学ヨーロッパ研究所,上智大学中央図書館 2013年01月12日-2013年01月13日
  • 「ロシア・サッカーはどこへ行くか?(スポーツから社会を見る)」 北大スラブ研究センター公開講座のひとつ。ソ連崩壊後、プロ化、株式会社化されたロシアのサッカークラブのオーナーシップやスポンサーシップの変化が、ロシアの政治経済の変化を鏡のように映していることを解説した。,北海道大学スラブ研究センター,北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟 W103室  2008年05月19日
  • チェコ・アヴァンギャルドのブックデザイン チェコ・アヴァンギャルドの理論的リーダーであったカレル・タイゲが唯一手がけた創作がブックデザインであった。彼のブックデザインを、両大戦間のチェコのアヴァンギャルド運動に認められる理論上の二重性と変化を--すなわち構成主義とポエティスムの二重性(あるいは矛盾)から機能主義とシュルレアリスムの二重性(あるいは矛盾)への変化をイラストレートするものと見做すことができる。,天理大学,中小企業会館 2007年09月29日

外部資金による研究・活動等

  • チェコ•アヴァンギャルドのブックデザインに関する総合的研究 科学研究費助成事業、基盤研究(C) 2018年04月01日-2021年03月31日
  • 大戦間期チェコにおける社会主義リアリズムをめぐる議論 科学研究費補助金・基盤研究(C) 2012年04月01日-2015年03月31日
  • カレル・タイゲの社会主義リアリズム論について 北海道大学スラブ研究センター客員研究員 2003年04月01日-2004年03月31日
  • カレル・タイゲとロシア構成主義 北海道大学スラブ研究センター客員研究員 2002年04月01日-2003年03月31日

クラブ・サークル

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