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 【英米語専攻】

《学生の活躍》山崎継太郎君、TOEIC IP 910点取得!

 山崎継太郎君(3年次生)は12月に学内で実施されたTOEIC IPテストで910点を取得した。今回、山崎君にインタビューを行い、3年間の歩み、TOEIC900点越えを果たすための勉強方法、後輩へのアドバイスを聞いてみた。
また、別のページでは、2013年1月23日に学内で実施されたTOEIC IPテストで920点を取得した中村圭輝君(4年次生)、910点を取得した西森大夢君(3年次生)、また公開TOEICで940点を取得した廣田将朗君 (4年次生)にインタービューを行い、その内容を記載している。

山崎 継太郎(3年次生) 

 入学時の私には、全くと言っていいほど英語力がありませんでした。
1年次の5月に軽い気持ちでTOEICを受験したところ、400点を取ってしまい、その点数の低さに、今まで勉強してこなかった自分を恨みました。それを きっかけに英語への思いが強まり、「卒業時には絶対後悔したくない、どうせやるなら極めたい!」と意気込んで、勉強を始めました。それから毎日5~6時間 は勉強を続け、1年次の冬にはTOEIC630点、2年次には880点、3年次には910点を取得しました。この経験を通して、こんな自分でも努力さえす れば英語力は伸びるのだと気づき、何事にもチャレンジする自信を得ました!

TOEIC900点越えを果たすための勉強方法

 ここでは私がしてきた勉強方法を紹介したいと思います。これを毎日続ければTOEIC 900点をとることも夢ではないと思います!

◇リーディング◇
1、語彙を増やす。
 語彙は最優先で覚えましょう。一番基礎である語彙を増やせば他の能力も飛躍します。

2、高校文法を完璧に理解する。
 文法は高校までのもので十分です。不安がある方は、薄いものでもいいので文法書を買って丸覚えするのも良いでしょう。この基礎である語彙力と文法を磨けば磨くほど、後に英語力が爆発的に伸びます。

3、浴びるように読む。
 1と2ができてきたら、最後はただひたすら読む量を増やしましょう。具体的には新聞、小説(ラダーシリーズ)、雑誌などですが、今の時代はインターネッ トをつかえば無料で読めるものも多く、難易度も様々なので、自分の実力にあったものを選べます。目安は、1ページにだいたい10個以上知らない単語がある ものは、今の自分にはあっていないと言われています。まずは自分にあった教材を見つけることから始めましょう。

◇リスニング◇
 リスニングは私の最も苦手とする分野なので、なぜ苦手なのか人よりも研究してきました。ずばり、リスニングができない理由は2つあります。1つ目は「音 がわからない」、2つ目は「音がわかっても意味がわからない」という理由です。では、この2つを解消するために私が続けたことを紹介します。

1、「音がわからない」の解消法
 ・ディクテーション
  これは、聞いた音をそのまま紙に書くという作業です。20秒から1分くらいの長さのもので、スクリプトがついているものがベストです。何回も繰り返しチャレンジし、最後にスクリプトと照らし合わせて、聞いた音と文字をマッチさせましょう。

 ・シャドーイング
  これは、聞いた音をそのまま口で言う(追いかける)作業です。すでにディクテーションで学習した音源を使うと効果的です。音が一度頭に入っているので、意味も理解できていて、さらにシャドーイングで口に出すことで、より自分のものにできます。
 これらは、英語の音を認識する練習ですので、続ければ、様々なパターンの音が頭に残り、実際の会話やテストなどの場面でも瞬時に反応できます。リスニン グの音源も同様にインターネットでいくらでも手に入ります。Podcastで自分の興味のあるものや、NHK World Newsでタイムリーなニュースを聞くのもいいし、また、TEDという世界のトップのプレゼンを視聴できるサイトもオススメです。もちろんすべて無料で す!

2、「音はわかっていても意味がわからない」の解決方法
 ・速読
  シャドーイングやディクテーションで音が認識できるようになったら、速読を重ね、話し手が話す速さで理解する必要があります。そのために早く英文を理 解する練習として、速読をしましょう。よく、日本人は英語を読むときに「後ろから訳す」ことがありますが、そんな練習は絶対にしないでください!心がける ことは、「英語を英語のまま読む」ことです。そうすれば、よりネイティブの感覚に近づき、リスニングをするときでも多いに役に立ちます。また、速読の教材 としては、辞書なしで英語を英語のままインプットする練習をしやすい自分のレベルより少し低めのものを選ぶべきです。
 以上これらの勉強法方を試してみてはどうでしょうか。

後輩へのアドバイス

 私がいいたいことは二つ。「目標は高く」ということと、「バランスよく」ということです。
情けないことに、私は今まで一度も目標を達成できたことはありません。だから、いつもテストの結果には悔しい思いをしてきました。しかし、それが今となっ ては良かったと思います。なぜなら、もし満足してしまっていたら、そこで私の成長は止まっていたと思うからです。だからみなさんも、どれだけ頑張ってもあ と一歩届かないくらいの目標を設定してみてはどうでしょうか。そうすると、もし達成できなくても、頑張れば頑張るほど悔しさが大きくなり、次に繋がりま す。そして、長い目でみれば、大きく成長していることに気づくでしょう。

 次に「バランスよく」が大切だというのは、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング、文法、単語力などは、全ての要素がつながって英語力 だと呼べるからです。つまり、例えば今日は単語だけ!明日はリスニングだけ!その次はリーディングだけ!とやっていては、次に単語をする日が来たときに は、すでに覚えたことを忘れてしまっているのです。それはリスニングなどの他の能力にも言えます。なぜなら、言語を習得するということは、継続が一番大切 だからです。だから、どうしても時間がない日でも、上記のことを毎日それぞれ30分ずつでもするべきだと思います。継続は力なり。頑張ってください!

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