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 【英米語専攻】

《学生の活躍》天理小学校でケンタッキー州の学生と天理大学英米語の学生が国際交流行事!

 アメリカのケンタッキー州国際研究協会日本研修団との国際交流行事が天理小学校で行われ、ケンタッキー州からは教員を含め20名、天理大学からは英米語の学生と教員・スタッフ23名、地域文化学科アメリカス研究コースから1名の学生が参加した。
 天理小学校の講堂では、英米語の学生による英語劇“A Pot of Poison”(「毒入りの壺」)や、ケンタッキー州の学生による「ポケモン」の英語の歌と踊りがそれぞれ披露された。
 英米語の学生による英語劇は、ケンタッキー州の学生や天理小学校の生徒から大喝采をあびた。劇の中で和尚を演じた宮内元浩君(英米語専攻3年)は、「ネ イティブの前で演じるということで発音には一番気合を入れて取り組みました。自分たちが演じた英語劇を見てくれた小学生の一人でも英語に興味を持ってくれ る子がいたら嬉しいです」と語った。
 また、劇中でKanを演じた山崎継太郎君(英米語専攻3年)は、「毎日の練習では留学に行っていた先輩の指導のもと、発音や感情表現に気をつけました。普通の生活では味わえない達成感を得ることができ、よかったです」と語った。
 天理小学生からは日本一のオーケストラと奈良県一の合唱部による歌「ふるさと」と、踊り「マル・マル・モリ・モリ」が披露され、その場にいた全員が曲に合わせて踊り、会場が一体となった。
 講堂での国際交流行事の後、天理大学生はペアに分かれて、小学生を相手に英語の挨拶、英語のほめことば、英語の会話、動物の鳴き声の英語版、英語の歌、 英語のゲームなど自分たちで考えた内容の授業を行った。ケンタッキー州の学生が中心となって行った授業では、英米語の留学経験者が日本語での通訳でサポー トをした。
 授業を行った大川ヘナン君(地域文化学科3年)は、「今回の活動は自分のためになるものだった。相手が小学生だったこともあって、いかに楽しく、分かり やすく教えることが出来るかに気をつけた。担当したクラスは6年生であったため、色や形の名前、"What's this?" や "This is ~."といった聞き方と答え方を教える授業を行った。しかし、子供たちの覚えるスピードが早かったため、予定していた時間よりも早く終わってしまい、急 遽、ゲームに変更した。もう少し臨機応変に出来るように準備をすべきであったと感じた」と感想を述べてくれた。

 山田はるさん(英米語専攻3年)は、「天理小学校の生徒たちはみんな優しく、親しく接してくれたのでとても楽しかったです。一方、私が行った授業はあまり準備が出来ていなかったので、時間配分がうまくいきませんでした。これを次の機会に活かしたいと思います」と語った。

 松元丈君(英米語専攻2年)は、「ケンタッキー州の学生のお手伝いということで同行した交流会だったが、得られるものは多分にあった。外国人の人たちを 臆することなく、“Hello!”と声をかける、小学生の積極的にコミュニケーションをとろうとする姿勢は、英語学習者として見習わなければと思った」と 語った。
 低学年のクラスで授業を行う学生の中には、質問を投げかけた後、子供たちの目線に合わせてしゃがみ、答えやすい雰囲気を作ろうとする学生もいた。また、 授業が終わるころには、小学生がサインを要求する場面も見られ、短時間の間で天理大学生と小学生の距離が縮まったようだった。

 天理大学の研究棟では国際交流行事第2弾が開催され、乾拓也君(英米語コース4年)によるエアーギターの披露、ケンタッキー州の学生と天理大学の学生との日本の伝統的なゲームやアメリカの定番ゲームの対抗戦が行われ、終始なごやかな雰囲気が漂っていた。

 その後、天理大学生と、ケンタッキー州の一行は天理教教会本部の神殿に行き、外国語学科英米語専攻の木下民 生教授が天理教教理や総ヒノキ造りの建築様式について英語で説明を行った。神殿前での記念撮影の後、天理大学生がケンタッキーの学生に付き添い天理駅まで 引率し、交流を深めた。
 天理大学ではこの行事が数年ぶりに行われたこともあり、今回は以前と内容を変更したが、ケンタッキー州の学生からは今年はこれまでの中で一番の大盛況とであったとの感想を頂いた。

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