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 【中国語専攻】

研究室だより|中国文化研究会企画シンポジウム開催

 去る6月24日、「唐の文化と日本」と題して、中国文化研究会2013年度第1回公開研究会の企画シンポジ ウムが開催されました。パネリストは音楽文化に関しては中純子が「『太平広記』の音楽伝承物語」と題して、中国の音楽物語が日本において伝承され受容され ていた可能性を探る発表。また文学を軸としては郭潔梅氏が「則天武后の故事と藤壺の物語」というテーマで、『源氏物語』のなかの藤壷の創作において則天武 后など唐代の皇室の逸話が参照されたとうい意欲的な発表をされました。さらに考古学的視点からは、山本忠尚氏が「正倉院宝物と唐の文物—狩猟意匠を通し て」と題して、中国から伝来した鏡のなかの狩猟紋に関して、騎馬人物が手に持つ特徴ある棒について、ウサギなど小動物を追い投石するためのものではないか という、狩猟意匠に関する新たな解釈を提示されました。唐という時代は日本人にとってどんな意味をもつのか。こうした多角的な話題が提供され、学生を含め たフロア側からも活発な質問がありました。(中純子記)

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