宗教学科・専任講師 渡辺優先生が博士号を取得しました。
宗教学科の専任講師・渡辺優先生が、東京大学大学院人文社会系研究科より、宗教学の博士号を授与されました。
先生の長年の研究成果が、大きな実を結びました。博士論文のタイトルは、「ジャン=ジョゼフ・スュラン研究—17世紀フランス神秘主義における体験と信仰」です。
学科・研究室一同、博士号の取得をお祝いするとともに、今後の先生のご活躍を期待しています。
・渡辺先生のコメント
2007年に博士課程に進学して以来積み上げてきた研究ですので、7年かけて取得に至りました。この間本当に多くの方に支えて頂きました。研究とは、孤独な作業にみえて、けっして一人の力では成しえないものだとつくづく感じています。
これを新しいスタートに、今後はいっそう研究に精進するとともに、学生の皆さんには神秘主義という「ハードコア宗教思想」の尽きせぬ魅力と奥深さをできるだけわかりやすく伝えてゆきたいと思います。