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 【国際参加プロジェクト】

菟田野小学校で国際参加プロジェクト(ネパール)の活動報告

—絵画提供のお礼を兼ねて学生12人が訪問—

 5月31日、今年2月に国際参加プロジェクトとしてネパールで活動をした12人が、奈良県宇陀市立菟田野小学校を訪れ、同校の5~6年生57人に、ネパールでの活動を報告した。
 これは、菟田野小学校教員の福西穂高さん(アジア学科中国語コース2008年卒)が、本学在学中に国際参加プロジェクトに参加した縁から、冬休みに同校の4~6年生(当時)に日本をイメージした絵を描いてもらい、約80枚の絵をネパールの子どもたちに届けたことの報告とお礼のために実現したもの。
 
 当日は、ネパールの紹介、昨年に発生したネパール地震の爪痕、紙芝居や炊き出しなどの現地での活動について、学生が映像やクイズを交えながら分かりやすく説明し、児童たちも熱心に聞き入っていた。
 報告後、児童からは「ネパールで被災された方がご飯で困っている話を聞き、ご飯を食べられるのが当たり前でないことを考えさせられた」、「ネパールで被害に遭っていない人はどうしてるのか」、「今日は楽しかった」、「僕は神社の絵を描いたが、喜んでもらえてうれしい」などの感想や質問が出され、関心の高さがうかがえた。
 
 

担当教員 関本克良准教授の話

 私が、国際参加プロジェクトの担当者になって、初めてこういうつながりができ、感慨深いものがある。今後、日本に帰ってきてからの事後研修で、今回のような形で活動を伝えられる機会を作っていきたい。

菟田野小学校 福西穂高教諭の話

 学生のときにこの国際参加プロジェクトに参加して、インドネシア、カンボジア、フィリピンに行った縁で、子どもたちの絵のことや報告会を開催できた。普段から子どもたちに私の海外での経験を話すと、目が生き生きしてくるので、今日は良い体験となったと思う。子どもたちも一生懸命見ていたし、何か子どもたちの中に残るものがあって、これからの学校生活や将来につながっていってほしい。
 
 

参加学生の声

〇市村友里(歴史学4)さん
子どもたちの反応が良く、やっていて楽しかった。学内だけでなく今回のようにいろんな所で報告会ができれば良い。私たちの見たこと、やってきたことを伝えていきたい。

〇河野雅俊(臨床心理4)さん
こういう活動は1回では成果が出にくいので、毎年続けていく必要を感じる。小さい子どもにも知ってもらうことで、今僕たちがやっている活動を引き継いでやってもらいたい。
 
 

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