5月24日、ベトナム・カインホア省文化スポーツ局主催による「柔道畳と柔道着の寄贈式」が、カインホア大学で行われ、全日本柔道連盟からベトナム柔道連盟およびカインホア省の柔道センターに対して、リサイクル柔道畳 110 畳（天理大学提供の畳は60畳）、柔道着 50 着の寄贈が行われました。

 　これは、諸外国における柔道の発展と普及を目的に、全日本柔道連盟が推進する国際貢献事業のひとつで、今回寄贈された畳のうち60畳は、本学が全柔連へ提供したもの。本学の柔道場で長年に渡って使用されてきた畳が、リサイクル柔道畳として船便で出発し、約3600kmの海を越えてベトナムに渡りました。

両国の政府関係者をはじめ地元の柔道家が多数出席した式典では、バック・カインホア省人民委員会副委員長より、寄贈に対する感謝の意が伝えられるとともに、日本との柔道交流や人材育成への協力に対する期待が述べられました。