よしもとNSC・YCC学長による特別講義を開催
秋学期の「キャリアデザイン１」（キャリア科⽬、上原克仁⾮常勤講師担当）では、企業や学校、官公庁で働く方々を講師に招きオムニバス形式で講義が行われてきた。１月16日４限、株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー取締役でNSC・YCC学長の上田泰三氏が今期の最終講義を行った。
講義では、就職活動のみならず社会に出てからも機会がある自己紹介について、どのような自己紹介や自己PRが聞き手にうまく伝わり、自分のことを覚えてもらえるのか、上田氏が自ら自己紹介をしながら、わかりやすく示した。あわせて、吉本興業の精神をNHK連続テレビ小説「わろてんか」のモデルとなっている吉本興業の歴史と「ゼロベース思考」、「コンプレックス」、「ヨッシャ—の瞬間」という３つのキーワードをもとに説明した。
後半は、学生たちが与えられた台本にボケとツッコミを加えて発表する「漫才ワークショップ」が行われ、学生たちは楽しく熱心に取り組んだ。
上田氏は「吉本興業はシンプルでストレートでおもろい、ベタでアホなことをいっぱいやってきた会社です。世の中のあたりまえは結構間違いだらけで、何かを考えなければならない時には、これまでこうだった、こういうルールがあるということを忘れて、子供の発想で、ゼロベースで考えてみましょう」と語り、学生たちにとっては、とても新鮮で、楽しく生きるヒントを得る、最終回にふさわしい有益な時間となった。
