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 【国際交流】

仏独協力条約(エリゼ条約)55周年記念講演会を開催

 5月22日、天理大学では、ジャン・マチュー・ボネル在京都フランス総領事とヴェルナー・ケーラー在大阪・神戸ドイツ総領事を招いて、学生らを対象とした「仏独協力条約(エリゼ条約)55周年記念講演会」を開催しました。
 この講演会は、領土と資源をめぐって幾度も戦火を交え、そのたびに多数の戦死者を出してきた仏独が、敵対関係の歴史に終止符を打つべく、1963年に仏大統領官邸であるエリゼ宮殿で調印した平和条約が、55周年を迎えたことを記念して開催されました。
 
 講演会は、両氏による対談形式でおこなわれ、エリゼ条約は若い人の国際交流と相互理解に力を入れていることが特徴であるとし、その代表的な取り組みとして、仏独青少年交流センターでの年間約2万件にも及ぶプログラムを通じて、両国の学生が相互理解を深めていることが紹介されました。
 
 ボネル仏総領事は、両国の歴史家が合同で作成した「共通歴史教科書」に触れ、この教科書には大勢の犠牲者を出した両国間での戦争など、いわゆる黒歴史についても記されており、若者が歴史的な観点から両国の関係を理解することが重要であると述べました。
 
 また、ケーラー独総領事も両国が敵対関係を乗り越えて築いた友好関係が、世界のモデルケースになることを望んでいると語りました。
 

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