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 【歴史文化学科歴史学専攻】

ふるさと会海外研修基金による海外研修体験記

カターニアにて 友人夫妻のお孫さん レベッカとダニエーレと

ふるさと会海外研修基金による海外研修体験記  

     歴史学専攻2回 稲永恵美子

 この度ふるさと会海外研修基金に採用され、イタリアの南に位置するシチリア島への研修に、行かせていただきました。夏季休業を利用した研修期間は、約3週間。「交易と通商の重要地であったシチリア島の、中心地をめぐるプログラム」を計画し、シラクーザ、カターニア、パレルモの3都市を中心に研修を行いました。

 グローバル化する現代社会では、異なる文化・宗教の交流と共存が避けられない課題です。古代ギリシア・ローマ、ゲルマン、ビザンツなどのいわゆるヨーロッパ勢力の文化と、アラブ・イスラム勢力の文化。現代のシチリア島は、その異なる双方の文化の影響を受けて形作られました。ここから、中世シチリア島におけるその多文化共存の実例を取り上げ、現地調査によって現在の課題と照らし合わせ、卒業論文の研究資料とすることが、今回の研修目的です。

 採択してくださったふるさと会をはじめ、歴史文化学科の先生方には大変お世話になりました。特に小暮先生には、史料収集のアドバイスを多く頂きました。また、「スリには十分に気を付けて。全員敵だと思いなさい。」と念を押して頂いたお蔭で、良い緊張感を持って、無事に研修を終えることが出来ました。この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。

 

 

カターニア公文書館にて
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