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 【歴史文化学科】

新入生歓迎遠足

郡山城跡
 4月14日午後、あいにく小雨がぱらついていましたが、大和郡山で新入生歓迎遠足を行いました。今年から、専攻の学生対象ではなく、学科の学生対象になりました。以下、参加してくれた二人の感想です。

今回の遠足で特に印象に残っているのは郡山城跡です。雨が降っていたので、とても綺麗だと言える景色ではありませんでしたが、それでも遠くの方まで見渡せることができました。また、郡山城跡の石垣にはお地蔵様が使われていることに驚きました。小学生の頃くらいから家族でさまざまなお城に行ってきましたが、展示されているものをメインに見ており、石垣をじっくり見ることはありませんでした。今回初めてゆっくりと石垣を見、お地蔵様などを使うくらい当時は石が足りていなかったということを知り、現在でも建てようとすると大変であろうお城を建てた当時の人たちの苦労が感じられました。他にも源九郎稲荷や町家物語館、浦上キリシタン殉難碑、紺屋などにも行きました。ひとつの市だけでもこれだけ多くの歴史遺産があるということが、この遠足で一番の驚きでした歴史という大きなくくりの中で様々な視点から見ることができるということをあらためて実感するとともに、まだ知らないことをこれからの大学生活で学んでいきたいと思います。(歴史文化学科1年次生 妙田 茉優)

あいにくの雨でしたが、郡山駅周辺の郡山城跡、町屋物語館(遊郭)、源九郎稲荷など多くの歴史的建物や背景を幡鎌先生の解説を聞きながら見学し、散策することができました。散策した道や建物からも、城下町や郡山城があったと思われる場所を多く見ることができました。郡山城跡の高台からは四方の景色を広く見渡せました。現在の石垣は積み直したものですが、石の積み方や構造を、石垣を積み直している資料などを見ると、当時の人々が城を立てるのにどれだけの労力を要したのか、また石だけで石垣を積み上げることの凄さを生で石垣や城跡を見ることで感じました。
僕が一番印象に残ったのは、町屋物語館の遊郭の建物です。ほぼ当時そのままの建物の様子で残っているので遊郭の様子、背景や時代などが感じられました。部屋の様子、逃げ出さないための窓の格子の跡、欄間や障子の凝っている彫刻などを見ると、当時の様子、遊女の様子や生活がはっきり映し出されるものでした。負の遺産と考えがちですが、歴史を伝える建物や資料として後世に残す重要な建物の一つであると案内の方が教えてくれました。当時のままの建物は私たちに多くのことを伝えてくれるとあらためて感じました。ほかにも、紺屋や柳沢文庫、浦上キリシタン殉難碑など見学しました。遠足を通じて感じた事は、直接見ることで得られるものがあるということです。いくら知識があっても、肌で感じたものとは一味違うということ、しかし知識があれば見方が変わったのかもしれないとも思いました。沢山の歴史の勉強をして、多くの遺跡を肌で感じたいと思うきっかけになったので、歴史が何を私たちに伝えようとしているのかを考えながら学ぼうと思います。(歴史文化学科1年次生 渡邊勇樹)

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