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 【お知らせ】

健康関連体力を知り、運動への意識を高めよう

10月18日、天理大学は天理市健康推進課との共催による体力測定会を実施しました。
当日は87名の中高年・高齢者が、会場となった天理市立総合体育館を訪れ、準備運動の後、5つの体力測定(3分間往復歩行、椅座位体前屈、手のばしテスト、30秒立ち上がりテスト、アップアンドゴー)を行いました。

この体力測定は、私立大学研究ブランディング事業における、「健康づくり研究部門」の「中高年者と高齢者の健康づくり・介護予防に関する研究ユニット」が主導するイベントで、定期的な体力測定を通じ、自分自身の「健康関連体力(health-related fitness)」——すなわち、健康の維持や増進に関連する体力の変化に気づき、日頃からの健康への意識や運動へのモチベーションを上げることを目的としています。
今年で12回目となる体力測定会を主導するのは、研究ユニットのリーダーである、本学体育学部の中谷敏昭教授。当初は健康診断で結果の芳しくなかった中高年・高齢者の市民を対象とした測定会でしたが、現在ではその市民らが立ち上げた「健康づくり友の会」がボランティアとして体力測定会の運営にも携わるようになりました。

中谷教授は、「測定への参加が、健康への意識の変化や運動をするきっかけとなり、長い目で見れば介護予防にもつながっていくことが期待できる」とその意義を説きながら、今後の課題について、「今後は実施場所の立地や計測会の実施回数など、参加しやすい環境をより整えることが必要」と語りました。

参加者からは、「今回で4度目の参加。普段の運動に効果があったのかどうか、昨年のデータと比較できるのが効果的。先輩方のお話を聞いたり交流の面も楽しい」、「身体を動かし、体力をつけることで元気も出てくる。測定が介護予防や社会貢献にもつながるのだという中谷先生の想いに賛同して参加している」、「過去のデータをチャートで確認できて、年齢とともに変化したのか否かが一目で分かるのが良い」などの好意的な意見をいただきました。

本研究ユニットでは、地域の皆様の運動習慣の改善につながるよう、今後もさまざまなイベントなどで体力や脚力の測定会を実施する予定です。
 

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