奈良県教育委員会が主催している「県内大学生による学習等支援事業」の成果報告会が、12月12日、奈良商工会議所で開催され、本学の学生9人が参加しました。

この事業は、奈良県内の過疎地域の小・中学生が地域格差を受けずに、学習支援をはじめとする様々な教育活動の機会を得ることができるようにするもので、大学生ボランティアの派遣によって、小・中学生が新しい体験を得て、進路を考えるための一助とすることを目的として2017年度から実施されています。

天理大学では、事業初年度の2017年度から大学生ボランティアを派遣しており、今年度は14名の学生が夏休みを利用して、五條市立五條中学校、宇陀市立榛原小学校等で、学習支援やクラブ活動支援のボランティアとして携わりました。

成果報告会には県内の6大学から約20人が参加。活動報告発表に続いて行われた情報交換及び意見交流では、3つのグループに分かれてディスカッションが行われました。

そのなか、グループ内での司会をつとめた、本学の井澤克弥（体育3・天理）さんは、奈良県の教育課題である「学習意欲」「規範意識」「体力」等の向上について、それぞれから出た意見を明確にしながらディスカッションを円滑に進めしました。また本学の谷口祥一（体育3・香寺）さんが、グループ内で上がった意見をまとめ、全体発表の場で報告を行いました。