集団感染の状況と今後の対応について(9月1日)
天理大学
8月12日の陽性者判明以降、天理市及び周辺地域・社会の皆様には、たいへんご心配をおかけしております。
現時点における集団感染の状況と今後の対応について、以下の通りご報告いたします。
(1)ラグビー部寮で濃厚接触者となった167名のラグビー部員のうち、現在、病院等において入院・入所隔離中の者は4人(病院1人、ホテル3人)である。
(2)8月18日までにPCR検査で陽性が判明した者は、すべて退院・退所しており、「他の人への感染性はない」という保健所の指導にもとづいて、9月2日からラグビー部寮に入所させる。
(3)8月18日までにPCR検査をして陰性であった者は、保健所の指導にもとづいて個室に隔離していたが、2週間(14日)の経過観察が9月1日で終了する。この者たち全員に対して大学が自主的にPCR検査を実施し、陰性が確認された者に限り9月2日からラグビー部寮に入所させる。
(4)ラグビー部寮は、8月27日〜28日にかけて、専門業者による除染・清浄作業を行い、換気も終え、8月31日現在、入所可能な状態になっている。
(5)ラグビー部寮は、1室(18畳)を2人以下とし、遮蔽物を設置して自室内での互いの接触を避けるようにする。食事・入浴については時間・空間を区分するとともに、手指消毒や自室外でのマスクの着用など必要とされるコロナ対策を徹底し、寮内においても「新しい生活様式」の実践例を遵守させる。