本学ラグビー部寮における新型コロナウイルス感染症の集団感染にかかる終息宣言について(9月9日)
天理大学
学長 永尾教昭
この度本学ラグビー部寮で発生いたしました新型コロナウイルス感染症の集団感染につきまして、関係者の皆さま、地域の皆さまにはご不安とご心配をおかけいたしましたことを心よりお詫び申し上げます。
8月12日に部員の最初の新型コロナウイルス感染の陽性者が判明以降、奈良県郡山保健所と緊密に連携させて頂き、8月18日までに53名の部員の陽性が判明し、それぞれ医療機関または宿泊療養施設に入院・入所いたしました。また、陰性の部員は、経過観察の期間中、寮以外の本学施設等に個別に収容いたしました。その後、陰性部員のうち、9名が有症状等で陽性が判明し、最終的に62名が医療機関または宿泊療養施設に入院・入所いたしました。その間、ラグビー寮および関係施設の除染・清浄作業も終了しております。
陽性が判明した部員は9月6日までに全員が退院・退所し、陰性の部員は9月8日までにすべて経過観察期間が終了いたしました。
以上のことから、奈良県郡山保健所との協議をふまえて、本学といたしましてラグビー部寮で発生いたしました新型コロナウイルス感染症の集団感染につきましては、本日終息と判断いたしました。
今回の経験を活かし、また感染症専門家のご意見をいただきながら、ラグビー寮はじめすべての寮はもちろんのこと、学内における感染症対策にさらに力を入れるとともに、学生・教職員の健康管理を今後も徹底し、感染予防に努めてまいりたいと思います。
なお、終息に伴い、ラグビー部は、感染拡大予防により一層留意した上で、活動を順次再開いたします。
本件に関する問い合わせ先
広報・社会連携課 0743-63-9006