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 【スペイン語・ブラジルポルトガル語専攻】

留学体験記 メキシコ プエブラ栄誉州立自治大学

スペイン語・ブラジルポルトガル語専攻 岡野明未

私は、メキシコのプエブラ州にある協定校、プエブラ栄誉州立自治大学に2019年7月から8ヶ月間留学しました。私は言語学部に在籍し、スペイン語と英語の他にメキシコの文学や文化についても勉強しました。

この大学には、天理大学に留学した経験のあるメキシコ人学生が何人かいたので、留学してすぐに友達ができました。また、メキシコは親日国なので、大学内を歩いていると、「どこからきたの?」と聞かれたり、Facebookを交換したりパーティーに呼んで貰えたりと、日本人というだけでたくさんの人から声を掛けられることが多かったです。

街中でも写真を撮ってほしいと話しかけられたり、すれ違いざまに挨拶をしてくれたり、私にとって留学先はとても過ごしやすい所でした。

ホストファミリーもとても良い方々ばかりでした。私のことを本当の家族のように可愛がってくれて、クリスマスや結婚式、新年パーティー、誕生日パーティーなどには、必ず私を誘ってくれました。

しかし、留学して最初の1、2か月間は、語学面でとても苦労しました。私のスペイン語が通用せず、授業だけでなく、友人との会話さえ理解出来ない状況でした。ストレスが溜まり体調を崩すことも多かったです。1週間に1度のペースで熱が出て、何度も病院に行きました。

しかし、3か月が過ぎたころ、急にスペイン語が「スルッと」理解できるようになったのです。そうすると、友人との会話もとても楽しくなり、体調を崩すこともなくなっていきました。実際に留学生活が楽しいと感じるようになったのはこの頃からでした。
私の下宿先から首都メキシコシティには、バスを使えば2時間ほどで行けたので、国内旅行として、首都へも観光に行きました。独立記念日には現地のメキシコ人たちと一緒に、「ビバ、メヒコ!(Viva México!)」と叫んだり、ソチミルコという所で船に乗ったりしました。世界遺産に登録されているグアナファト州にも行きました。そこは小さい町でしたが、どの建物もカラフルで異文化を感じさせてくれる建物でした。劇場や博物館も多く、あちこちで音楽隊が演奏していて、芸術を随所で感じさせてくれる魅力的な街でした。
メキシコを代表するお祭りで、映画『リメンバーミー』で題材になった、「死者の日」のお祭りの期間には、オアハカ州へ行きました。私も現地の人たちと同じように、スカルメイクをして街路を歩き、夜には墓地でマリーゴールドの花やろうそくで飾られたお墓を見て回りました。こうした異文化を実体験している時、私は、「メキシコにいるんだなぁ」と改めて、留学の魅力を実感しました。

スペイン語は、授業はもちろん日常生活でも毎日使うので話せるようになります。留学前にやっていた語学勉強が、留学先で一挙に花を咲かせるような感じかもしれません。語学の勉強は最も大事なことですが、旅行したり友人のパーティーに参加したりすることも、スペイン語の力を身につけるうえで必要なことだと感じました。留学は、私にとってかけがえのない、貴重な体験となりました。

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