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 【中国語専攻】

中国語専攻の漢語会話班が伝統の新入生発音指導をWEBで実施

コロナ禍の影響で原則オンライン授業が続くなか、中国語専攻の漢語会話班は、月曜日と水曜日の昼休みの時間帯を活用し、伝統の新入生発音指導をWEBで実施しています。

中国語学習において、最初の大きな関門は発音の習得です。中国語の音節数は、四音と呼ばれる音の高さの区別を加えると1,300~1,400もあると言われます。基本的に50音で区別している日本人にとっては大きな壁になります。

毎年、中国語専攻では、その大きな壁を新入生がマスターしやすいようにと、新入生発音指導の活動を行っています。昨年は、コロナ禍で春学期がオンライン授業となり、教室での対面指導ができませんでした。2年生以上の在学生が新入生の発音指導をどのようにできるかを話し合い、LINEのビデオ通話機能を利用した指導を実施しました。今年度も4月下旬よりオンライン授業となったことを受け、5月10日から、ビデオ通話による指導を実施しました。

漢語会話班班長 森尾豪人さん(中国語2、五條)コメント

「対面指導では、1人の上級生トレーナーが新入生2人以上の指導にあたることもありました。WEB指導では、複数人に対しての指導は効率がさがると判断をし、指導効果をあげるために、基本的にマンツーマンの指導体制を取っています。
また、コロナ禍では飛沫感染防止のためにマスク等の着用が必要となりますが、WEB指導では、マスク着用が不要となり、発音時の口元を確認できるなどのメリットもあります。」

中国語専攻主任 中川裕三教授 漢語会話班顧問コメント

「この発音指導のおかげで、新入生の発音は例年とそん色ないレベルに達している。7月に実施予定の学内コンテストで練習の成果を披露してほしい。オンライン授業が続くとコミュニケーション能力が育たないので、新入生には、発音だけでなく、上級生との接触を通して、目上の人とのコミュニケーションの基本も学んでほしい」と発音指導への期待を述べている。

【漢語会話班】
1972年の日中国交正常化の年に中国語専攻内に設立された中国語会話サークル。近年はスピーチコンテスト推進チーム、ボランティアチームなど6つのチームに分かれて、学生それぞれが自分の関心に基づいたチームに所属して活発な活動を展開している。昼休みに2年生が1年生に中国語の発音指導をする「新入生発音指導」は伝統的活動として受け継がれている。

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