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 【歴史文化学科 歴史学研究コース】

卒業生からのメッセージ「最善の選択をするために」

歴史文化学科歴史学研究コースで発行している『史文』24号に、2019年3月に卒業した中島和也さんが一文を寄せてくれました。HPに転載させていただきます。

最善の選択をするために    中島和也

大学を卒業してから、あっという間に3年が過ぎ去ってしまいました(この3年がコロナ禍によりあまりにも激動だったためかもしれませんが)。大学ラグビーや東京オリンピックで、天理大学の名前を聞くと、懐かしさを感じたりもします。

大学時代を振り返りますと、古文書解読の授業や、よふぼく会、教育実習、卒業論文など、思い出すことがさまざまあります。週1回の古文書解読の授業は、直に古文書に触れ、読むことができ、貴重な経験でした(物凄く読めておりませんでしたが)。今でも幡鎌先生がTwitterで古文書を写真付きでつぶやいているのを見ると、自分で勉強しないといけないなと思います。

今になってみると、もっといろんなことを大学の時にやれば良かったなと思います。仕事を始めてからは、時間に縛られ、大学時代のようになにか思い切ってするというのができなくなっています。旅をすることであったり、知識を持つということであったりと、もっとやりたいことをすれば良かった。やりたいと思ったら、今すぐやるということが大事なことだったとあらためて思います。

大学を卒業してからは、印刷会社の営業を勤めています。3年目は仕事の一つの節目でもあります。新規の顧客先に飛び込み、仕事をかき集めるというのが、私の営業に対するイメージでした。しかし、入社した会社では、既存顧客(多くのお客さんは出版社)と現場の間に入って納期や作業などをコントロールするというのが営業の役割でした。一年目は、毎日毎日が失敗の連続で、問題に直面し悩むばかりでした。時を重ね、知識や経験を積み重ねて、徐々にですが、仕事として成り立つことができるようになりました。これからは、もっともっと頑張っていかなければならないと感じています。

営業という仕事を勤めている中で、より多くの知識を持っていなければいけないものだとつくづく思います。営業のやり方次第でいかようにもなるというのが難しく、また、お客様・会社・現場の三者全てにとっての最善の選択をするというのも難しいです。これからは、もっと視野を広げ、自分自身が判断できる選択肢を増やしていけるように頑張っていければと思います。(2019年3月卒業、『史文』24号から転載)

歴史学研究コース(旧専攻)からのお願い

 歴史文化学科歴史学専攻(現、研究コース)は、1992年(平成4年)4月に開設され、2022年(令和4年)度に30年を迎えます。卒業生の皆さんの学生時代の思い出や近況を rekisi[○]sta.tenri-u.ac.jp までお寄せください([○]は@)。お待ちしております。

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