2021年度 天理大学卒業証書・学位記授与式および大学院学位記授与式が、3月19日、天理大学杣之内第一体育館で挙行され、学部卒業生749人、大学院修了生12人の計761人が本学を巣立ちました。

今年度は新型コロナウイルス感染症予防のため式場への入場を卒業生・修了生と保証人1人に限定しました。出席できない保護者、関係者のために、式典の様子がYou TubeでLIVE配信されました。

式典では、まず各学部・研究科の代表者が壇上に登り、永尾教昭学長から卒業証書・学位記を授与されました。

また、ホッケー部や硬式野球部をはじめとする課外教育活動を通して校名発揚に寄与した31名の卒業生に学長顕彰が贈られました。

続いて、式辞に立った永尾学長は、卒業生がコロナ禍の影響により学生生活に制約を受けたことに言及し、「苦労のなかに希望を見出し、意義ある人生を切り開いて欲しい」と激励し、最後に「皆さんの前途が大きく広く伸び栄えることを祈ります。卒業おめでとう」と、はなむけの言葉を贈り締めくくりました。

学部卒業生と大学院修了生の答辞では、代表者が「コロナ禍で勉学や研究、課外活動、人と人との交流が制限されながらも、失ったからこそ得られたものがある」と周囲への感謝を述べました。
最後に学歌の清聴が行われ授与式は終了し、761人が学び舎を巣立ちました。