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 【国文学国語学科】

第8回「国語科教員をめざす学生と現役教員との交流会」をおこないました

天理大学文学部国文学国語学科に入学する学生のうち、およそ4割が中学校・高等学校の教員を志望するという傾向がつづいています。このような状況のなか、ほぼ毎年、現役で教員採用試験に合格するという実績をつみあげてきました。これは、学生の「教員になりたい」という熱い思いにこたえようと、学科の教員が一丸となって教員採用試験対策講座や模擬面接指導をおこなってきた結果でもあります。

2013年度には、中学校・高等学校の現役教員として活躍する当学科の卒業生を講師にむかえ、「国語科教員をめざす学生と現役教員との交流会」を開催しました。教育現場のより実際的な問題について現役教員から直接にはなしを聞き、質問できるという経験をとおして、より真剣に将来像をえがくことができたと受講者の評判も上々でした。

また2014年度からは、「国語科教員をめざす学生と現役教員との交流会」にくわえ、中学校・高等学校の現役教員に模擬授業をおこなってもらう「国語科教員をめざす学生のための公開模擬授業」と、現役4年次生が教育実習での成果や反省点について報告する「教育実習を経験した学生の報告会」を開催しています。

9月27日、2022年度の国語科教員をめざす学生のためのイベント第1弾として、3年ぶりに「国語科教員をめざす学生と現役教員との交流会」をおこないました。

第8回「国語科教員をめざす学生と現役教員との交流会」

奈良県立高円・高円芸術高等学校教頭の市原敬子先生を講師としておむかえし、あたらしい指導要領をふまえた教育の実践例や教員採用試験で問われる資質など、教員にとって必要な姿勢・スキルについて、おはなしいただきました。

聴講した学生からは、

「教育現場でいま起きている変化、とくに観点別評価のこれまでとの違いは、次年度に予定している教育実習でも役立ちそうです」(Yさん)

「市原先生の原点にある「生徒が好き、こどもが好き」という気持ちにくわえ、生徒や保護者と信頼関係を築いていくことが、教員にとって大切なことだと学びました」(Nさん)

「教員が生徒に教えるという一方通行的な関係としてとらえがちだけれど、「じつは生徒から学ぶことは多くある」という市原先生のことばがつよく印象に残りました」(Mさん)

「何歳になっても、生徒や保護者、同寮の先生方とのかかわりのなかで成長することができるのが教職の魅力と聞いて、あらためて教員になりたいという自身の気持ちを再確認することができました」(Fさん)

などの感想が寄せられました。

教育とは「生徒の心に種を蒔くこと」、つねに「逆算の発想で行動すること」、そしてなによりも人として「誠実であること」が大切であるという市原先生のおはなしは、教員をめざす学生たちの心に「種」として蒔かれたはず。やがてそれぞれが「種」を力強く芽吹かせることを願っています。

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