2022年10月31日　【国文学国語学科】

2022年度国語科教員をめざす学生のためのイベント

第9回教育実習を経験した学生の報告会

国語科教員をめざす学生のためのイベントの第3弾として、10月28日に教育実習を経験した学生の報告会をおこないました。
今年度は4年次生のFAさん・IAさん・YYさんの3名が、実習中のこまかなスケジュールや生徒との関わりかた、ITCの導入状況、クラブにおける指導など、実際に現場に行かなければわからなかったことを資料にまとめ、語ってくれました。

聴講していた次年度に教育実習を予定している3年次生たちのまなざしも真剣で、先輩たちの経験談から多くのことを学んだようです。

「模擬授業でうまくいったはずが、実習中には自分が想定していた答えが返ってくるわけではない「ナマモノな生徒たち」を相手にしているので授業の進め方が難しい、ということばが印象的でした」（Oさん）、「実習中の生活リズムについて、家での仕事や実習先でできる仕事を詳細に教えてもらえたので、来年度の実習期間の過ごし方が具体的にイメージできたのがよかった」（Iさん）、「実習での実践的な話しだけでなく、教採対策についてもアドバイスを聞くことができ、いまから準備すべきことが明確になりました」（Yさん）、「先輩たちが異口同音に「大学の授業で学修した指導案の作成方法が役に立った」と言っておられたので、今まで以上に、積極的な姿勢で授業にのぞもうと思います」（Uさん）などの感想が寄せられました。

「現場の先生がどのような授業をしているか、教科にこだわらずたくさん見学すると、実践的な授業の方法が学べるのでおすすめ」「実習はいろいろなことに挑戦できる貴重な経験、どんどんチャレンジすべき」という先輩たちのことばを参考に、後輩たちもきっと実りある教育実習期間を過ごしてくれることと思います。