天理大学ラグビー部は、12月2日、花園ラグビー場で開催された「2023ムロオ関西大学ラグビーAリーグ」第7節において、京都産業大学ラグビー部と対戦しました。

 

両大学ともに全勝で迎えたこの試合、開始直後から、お互いに激しいタックルで相手のトライを許さない攻防が続きましたが、前半18分、天理大学は、FB上ノ坊駿介選手（2年・石見智翠館）が相手守備陣の隙きを抜って中央にトライ。SO筒口允之選手（3年・長崎南山）もコンバージョンゴールを決め、7点を先制しました。

 

勢いをつけた天理大学は、前半のロスタイムにラインアウトモールからPR松野楓舞選手（3年・松山聖陵）がトライを決めて、12対3とリードを広げ、前半を終了します。

 

後半に入り、京都産業大学が連続トライを挙げ、12対13と逆転されますが、後半25分、天理大はCTBマナセ・ハビリ選手（4年・高知中央）がトライを決め、SO筒口選手が難しい角度のコンバージョンゴールも決め、再逆転。さらに途中交代で試合に入った1年生のSO中村仁選手（松山聖陵）が、後半36分、30メートル付近からのペナルティゴールを決め、22対13と更にリードを広げ、三年ぶりの優勝に期待がかかります。

 

試合終了目前となった後半ロスタイム、京産大の猛追を受けた天理大は、トライとコンバージョンゴールを許し、22対23でノーサイド。1点差で惜敗しました。

 

惜しくも準優勝となりましたが、天理大は6勝1敗（勝ち点30点）で最終順位2位となり、「第60回全国大学ラグビーフットボール選手権大会」に10大会連続32回目の出場を決めました。

天理大学ラグビー部は、同選手権3回戦で、関東大学対抗戦Aグループ5位の慶應義塾大学と、12月17日、ヨドコウ桜スタジアムで対戦します。応援宜しくお願い致します。