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 【宗教学科】

ブライアン・ヴィクトリア先生の特別授業

12月1日、天理教史特殊講義3の授業で特別授業を行いました。ゲストスピーカーとしてお越しいただいたのは、『禅と戦争』の著者として有名な、ブライアン・ヴィクトリア先生。

お題は、「宗教とは?——宗教者として、今後の展望」

アメリカ出身のヴィクトリア先生は、徴兵について悩んだ経験から、一時はその答えを仏教に求めたものの、結局一つの問いにたどり着いたとのこと。それは、「なぜ宗教は、愛や慈悲、人だすけ、平和など説いているのに、その宗教の名のもとに戦争を起こし、人を殺すのか」「人間には、宗教よりももっと根本的な性質があるのかもしれない」というもの。

こうした問いに導かれて、地球と生命の歴史に宗教を位置づけようとする壮大で深いお話でした。
そのなかで言われたのが、私たちホモ・サピエンスは30万年前に出現したとされるが、今、歴史を辿れるのはせいぜい多く見積もって1万年前まで。だから、私たちは私たちの歴史をせいぜい3%しか知らない。宗教もその3%のなかの話、というものでした。

それでは、いかに宗教は普遍的なものになれるのか。「天理教は本当の意味で普遍宗教になれるのか?」という問いかけは、個人的になかなか重たい問いかけに聞こえました。

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