2024年1月20日（土）、看護学科2年生の「宣誓式」が執り行われました。

 

看護宣誓式は、看護学生一人一人が、看護専門職への道を本格的に進んで行くことを自ら誓う儀式です。この儀式は、フローレンス・ナイチンゲールがクリミア戦争で、「キャンドルを持った聖女」と呼ばれた故事に由来しており、看護学生にとっては、看護の道への決意を示す場であり、これからの臨地実習でより一層の学習を進めていく動機付けの機会でもあります。

 

天理教教会本部からいただいた「お灯り」が、江南看護学科主任より、看護学科2年生78人、一人ひとりに授けられました。ご来賓として、天理よろづ相談所病院山中病院長、嶌川看護部長補佐、奈良県看護協会飯尾会長にご臨席いただきご祝辞を賜りました。COVID-19の感染拡大以来3年ぶりに、保護者の方々にもご参列いただくことができました。ご来賓の方々、保護者の皆さま、そして教職員に見守られ、厳粛な雰囲気の中、医療学部の「人に尽くすことを自らのよろこびとする」という理念を胸に、看護師への道を歩んでいくことを誓いました。

 

2月には、初めて患者様を受け持たせていただき、看護過程を展開する臨地実習が始まります。それぞれがいただいた「お灯り」を心にともし、「看護師になる」という決意を新たに、今日の誓いを胸に自覚と責任と誇りを持ち、それぞれが目指す看護師像に向かって、臨地実習に臨むことを願っています。