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 【国文学国語学科】

国文学国語学科 授業紹介「授業って、どんなことをしているの? ②」

授業って、どんなことをしているの? ②

天理大学文学部の国文学国語学科のカリキュラムは、国文学・国語学の両方の分野をバランスよく学べる構成になっています。

今回は、3年次に開講される国語科指導法4を紹介します。
国語科指導法は教員をめざす学生にとっては選択必修になっている科目のひとつで、国文学国語学科の卒業要件単位として認められています。
国語科指導法は1から4まで、4つの科目を設置。
それぞれ古典、現代文、漢文等、国語科教員に必要とされるすべての分野をカバーしていています。
教育実習にいったとき、どの分野を任されても、これら国語科指導法で学んだことを活かして授業を組み立てることができます。

では、国語科指導法4の授業をのぞいてみましょう。
この日は、「漢文」の分野のうち「鶏鳴狗盗」と「虎の威を借る狐」とを題材に、模擬授業をおこなっていました。
「鶏鳴狗盗」の模擬授業のようす
「鶏鳴狗盗」の由来となった話しを紹介しつつ、当時の中国の歴史や地理についても取りあげていました。
戦国時代のそれぞれの国の関係をとらえるのに、学生手作りの「国パズル」を使って説明。
こうした工夫は、生徒を授業に引きこむのに有効ですね。
「鶏鳴狗盗」の指導案の一部
「虎の威を借る狐」の模擬授業のようす
「虎の威を借る狐」では、書き下しと口語訳とを板書しながら詳細に説明していました。
漢文に必須の要素は、ゆっくり丁寧に。


指導案を作成し、それにしたがって自身の持ち時間を意識しながら、授業をすすめる。
いざ実際に教壇に立つと、思ったようにうまくいかないこともあります。
一朝一夕では身につかないことも、少人数で、繰り返し模擬授業をおこなうことで、着実に力をつけていきます。

受講生からは「模擬授業をおこなうのが難しかったです。準備の大切さがよくわかりました。」(Oさん)、「ふたりの模擬授業はそれぞれに工夫が凝らされていて、非常に参考になった。いろいろなスキルを身につけて、生徒が興味をもったり、積極的に発言したりできるような授業をできるようになりたい。」(Mさん)、「今回の模擬授業と自分が担当したときの模擬授業とを比較することで、いろいろなことがわかった。こんど担当するときはもっと工夫をして、教育実習につなげたい。」(Oさん)などの声が聞かれました。

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