国文学国語学科

「国文に学ぼう!」

文学部国文学国語学科について

基本的方針 ~国文学・国語学に触れてわかるその面白さ、素晴らしさ~

国文学・国語学を対象とした大学での学び、その内容や面白さは、どのような点にあるのでしょう。

たとえば文学作品には、その作品を生んだ時代や人々の文化・思想・感情が表現されていたり、あるいは、空想をもとでにした誰も知らない未来が描かれていたりします。

私たちは、文学をとおして、あるときは心のふるさとに触れ、またあるときは未知の世界と出会うことになるのです。そして、私たちの身近に存在する、国文学や国語学について深く掘り下げて考えることは、同時に自分自身について考え、再認識することにもつながります。

私たちがつねに接している文学・言語である日本文学と日本語。身近だからこそ、もっとも深く掘り下げて学ぶこと、考えてみることができるのです。

国文学・国語学の研究に限らず、研究には、科学的分析と論理的思考が大切です。国文学国語学科のカリキュラムは、学術研究に必要な能力や方法を、基礎から無理なく学べるように編成しています。

  • 言葉の意味を正確に理解する力
  • 必要な情報にアクセスする技術
  • 獲得した知識を土台に、考察を発展させられる柔軟な発想力と論理的思考
  • 自分の考えを言葉にかえて正確に示せる表現力

これらはいずれも、文学研究のみならず、社会を生きるうえで、きわめて重要、かつ有用な能力であるはずです。

◇天理図書館閲覧室◇
— 国宝・重要文化財も含む約150万冊の蔵書を誇る日本屈指の大学図書館 —

自主性を育むカリキュラム、日本語と日本文学の面白さを探求する授業、文学・語学へのあくなき好奇心の発露と充足

  • 歴史の薫り高い大和
  • わが国有数の規模をほこる名高い天理図書館
物語や歌のつむがれた土地や、貴重な原典に気軽にアプローチできる、恵まれた教育環境と充実の教授陣、そして少人数制による対話形式の授業など、本学科で学ぶ魅力はいっぱいです。

授業では、『古事記』『万葉集』などの上代文学から、芥川龍之介、宮沢賢治などの近現代小説、あるいは方言から身のまわりの不思議な日本語にいたるまで、さまざまな作品や言語を取り上げます。

1・2年次で講読や文学史をつうじて基礎的な知識・研究方法を修得し、さらに3年次で演習で専門分野の知見を深め、4年次には4年間の研鑽の集大成として卒業論文をまとめます。

また、学生の自主的な課外研究活動も活発で、各時代別・分野別の輪講では輪読、研究発表と討議、フィールドワークなどを積極的におこなっています。

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