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 【臨床検査学科】

【演習・実習紹介No,4】生化学検査学実習

医療学部臨床検査学科教授 近藤明

 生化学検査学実習は、臨床検査技師としての基礎的な技術と知識を学ぶための実習になります。試薬類の量り方、ピペット類の取扱い方、機器類の操作法、そしてレポートの書き方などについて、実習を通じて身に付けていきます。

特に今の検査室では、自動分析装置に試薬さえセットすれば、自動的に検査データがアウトプットされて来るのが現実です。しかし、データに異常を見つけたとき、自分で試薬を量り、ピペットを扱って、実験したことがなければ、自身で実験をして問題解決をしてみようとは思わないことでしょう。
 
 そこで、生化学検査学実習では、臨床化学で一般的に検査されている項目を通じて、化学的測定法と酵素化学的測定法の違いを理解すると共に、その性能評価方法と試薬の組み立て方の基礎を学んでいきます。さらに、電気泳動法を通じて、分離分析の基礎とその臨床的な評価方法についても学習していきます。
学生コメント
 
臨床検査学科 2回生 佐々木ひかる
生化学検査学実習では講義で身に付けた知識を基に、吸光度計や電気泳動槽を使用して様々な実験を行っています。酵素化学測定法のGOD-POD法や血清タンパク分画など座学ではわかりづらかったことも、学生同士協力し合って実習を行うことで理解を深めることができます。実習の回数を重ねる度に自身の手技を磨くことができると同時に、実際に体の中で起きている反応を想像しながら結果をもとに考察することで、より知識が身に付いたと実感しています。

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