大学院臨床人間学研究科臨床心理学専攻

一人一人のための実践・実習環境

人の心は、人から学ぶ。実践や対話の徹底による深い人間理解を目指しています。

学内カウンセリング!ルームで心理療法を実践。【学内実習】

学内実習は、本専攻が最も重視する実践訓練です。多くの方が来談される本学のカウンセリングルームにて、実際のクライ工ン卜を院生が担当。
1年次の秋学期から1年半で複数の方々との心理療法を実践しています。スーパーヴィジョンやケース・力ンファレンスなどのきめ細やかな指導体制のなか、臨床心理士や公認心理師としての基本的態度や理解の視点を学びます。
 
 

関連機関との連携を生かし、幼稚園・小学校・教育総合センター・児童養護施設・病院で実習。【学外実習】

本大学院の関連施設として、市町村教育支援センター、幼稚園、小学校、病院、児童福祉施設があります。
各機関との連携を生かし、さまざまな現場経験を積むことができ、人間理解の幅を広げることができます。
週1回の実習をそれぞれの現場で行うことにより、修了後に専門家として歩むための基礎となる、より実践的な経験を積み重ねます。
 
学外実習施設

■天理幼稚園
■天理小学校
■天理よろづ相談所病院<憩の家>
■天理よろづ相談所病院<憩の家> 白川分院
■天理市教育総合センター
■児童養護施設  天理養徳院 など


専門家の指導やアドバイスがマンツーマンで受けられます。

Supervision 【スーパーヴィジョン】


院生が学内のカウンセリングルームで担当する臨床事例に関して、経験ゆたかな臨床心理士(かつ公認心理師)や精神科医にマンツーマンで指導やアドバイスを受ける時間「スーパーヴィジョン」を設けています。
院生の報告をもとに、クライエン卜の見立て、心理力動の理解、かかわり方、今後の見通しなど、日々臨床現場に立つ専門家から、実践的技能や生きた理論を学びます。院内の教員による実践指導に加え、外部の専門家から学ぶことで、臨床経験の質を深めることができます。
 

スタッフ全員で事例を検討。新たな発見や成長のヒントに。

Case Conference 【ケース・カンファレンス】

院生や修了生から、特に印象深い教育体験としてたびたび名前が挙がるのがこの「ケース・カンファレンス」です。
院生が学内の力ウンセリングルームで担当する事例をさまざまな角度から検討し、自由に意見を交わす場となっています。
面接の流れや進展状況、見落とされている問題点などが、より明確に。参加者全員が新たな視点や知見を得るとともに、事例の担当者にとって、今後面接を進めるうえでの事例理解を深め、自らの姿勢を見直す機会となっています。
 
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