生涯教育専攻

卒業生からのメッセージ

与謝野町教育委員会 教育推進課

今井 俊郎(2005年3月卒業)

過疎化が進むふるさとを活性化させたい。
天理で学んだ企画力と人間力。
 故郷の活性化、そして若者に「熱中できるものが見つかる」喜びを伝えたい。そう思って天理大で生涯教育を学んだわたしにとって、体験型・参加型教育イベントなどを企画し、運営する現在の仕事は楽しくてたまらないですね。特に、毎年夏休みに企画し、大勢の小学生が参加する移動型キャンプは、3泊4日で野山を200km以上もMTBで移動するという冒険型。大変ではありますが、終わった時には全員が歓喜の声をあげ「また参加したい」などと言ってくれる喜びに包まれます。

 実はこうした体験事業の企画・運営や人間関係の大切さはすべて、天理大というキャンパスの中で学んだもの。実践形式の多い授業では、ディベートやグループ発表などを通じて資料収集、現場への聞き込み、アポ取りなど、今の企画仕事には欠かせない技術を学びました。

 また、天理という地は多少田舎にあるせいか娯楽があふれかえっているわけではありません。だからこそ逆に、「自分たちで作り出せばいい」「やってみようか」という腰の軽さと自主性が普通に流れています。たくさんのイベントを部活や学生自治会で企画した経験と仲間との思い出は、今でもわたしの原動力です。

※MTB=マウンテンバイク
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