臨床心理専攻

カリキュラム

他大学にはない少人数教育で学生の個性を生かし、他者への理解力を育てるカリキュラム

  • 臨床の知にもとづいて他者を理解する視点を、ステップを踏んで学ぶ。
  • 幅広い心理学一般の学びから、専門的な臨床心理の学びへ。
  • 本で読む勉強では身につかない、体験による学びによる「生きた知」の重視。
  • 学生30名に、専任教員5名に加え学内兼担当教員2名という徹底した少人数教育で、学生の個性を尊重。
  • 臨床心理士・公認心理師取得のための大学院進学にふさわしい学力と思考力を養う。

専門的知識を学ぶとともに、自分で問題を見つけ考える力を養う4年間

悩むことには意味がある。

悩みや苦しみを、その人が主体的に人生を生きていく上での必要な機会ととらえ、自ら生きる道を見いだしていくのを支援するのが臨床心理です。

そのためには、机の上の学問だけでは不十分です。

本に書かれていることがどういうことか、体験的に理解し、自ら考える力が求められます。
そこで本専攻では、体験学習をふんだんに取り入れ、学生自身が自分について考え、人間理解を深めることを目指しています。

特色ある科目

1回生

入門演習

自分で考える力を養い、心にふれることのおもしろさを体験します。

2回生

 心理的アセスメント1・2

心理的アセスメントとは、人の心のありようについて、心理テスト等を用いて把握することです。この科目では、様々な心理的アセスメントの手法を学ぶと同時に、自らの興味・関心にしたがって、心理テストを自分たちで作成、実施し、その結果を考察します。

3回生

心理演習

ロールプレイによる実習を基本とし、カウンセリングやグループ箱庭を学生たち自身が体験します。心理療法で重要な「傾聴」について身をもって学び、臨床心理の現場で生きる基礎知識や姿勢を身につけます。 
臨床心理学課題演習

卒業課題研究に取り組む前段階として実施。各自が関心を持つテーマについて先行論文を熟読し、意見をまとめ、発表し、ディスカッションを行うことで、問題意識を深めます。文献の検索・整理法も学びます。

4回生

卒業課題研究 作成

学生は自分の関心に基づいて問題をたて、教員とのディスカッションを通して研究し、その成果を卒業論文としてまとめます。ここで培われた力は、社会のあらゆる場面で役立ちます。
心理実習

病院、小学校、児童養護施設において、80時間の実習を行います。心理実践に必要な知識・技能を具体的、実際的に見分することで、公認心理師として求められる資質、他職種とのチームアプローチや地域との連携の意義を理解します。

臨床心理専攻 カリキュラム・ツリー / カリキュラム・マップ

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