看護学科

カリキュラム

教育課程編成の考え方及び特色

看護学科においては、医療学部の教育課程編成の考え方を踏まえて、「人に尽くすことを自らのよろこびとする」という天理教の信条教育を基調として、広く知識を獲得し、看護に関わる専門性の高い技術を修得し、真摯に科学する精神を育み、人に対する深い愛情と自分を律する謙虚な心をもった看護人材を育成することを目的に以下の方針のもとで教育課程を編成しました。

看護学専門科目

看護専門科目では、看護の基礎を学び、誕生から老年期までの人間の発達段階に応じた看護、さらには個人を対象とする看護から家族や地域といった集団を対象とする看護へと発展させるように科目を設定しています。
具体的には、『基礎看護学』『成人看護学』『高齢者看護学』『小児看護学』『母性看護学』『精神看護学』『地域・在宅看護学』『臨地実習』および『看護の統合』の9つの科目群で設定しています。

1.基礎看護学「看護に必要な基礎を習得」

看護についての理解を深め、医療専門職としての看護師の役割や責任、チーム医療のあり方、生命の尊厳などを学びます。また、看護を行うにあったて必要な基礎看護技術を身に付けます。

2.地域・在宅看護学「地域で望む暮らしを継続するために」

地域で生活する人々を対象とする「地域看護」と在宅で療養を継続する人々を支援する「在宅看護」について学びます。社会支援システムや地域や在宅で行う看護の方法、技術などを幅広く身に付けます。

3.成人看護学「健康回復と維持のために」

社会で役割を担う大人(成人期)を対象とする看護を学びます。成人期の人々を地域で暮らす生活者の視点で理解し、病気や健康障害からの回復を促進し、セルフケアを高めるための知識・技術を身につけます。

4.高齢者看護学「高齢者と家族を支える」

高齢者やその家族を対象とした看護について学びます。高齢者の多様性を理解し、看護を展開するために必要な基礎的知識と技術を身につけます。

5.小児看護学「輝く未来を守るために」

子どもの成長・発達過程の特徴と成長・発達を促す養育、小児看護を取り巻く環境などを学びます。子どもの成長・発達を促進するための看護援助の具体的方法を身に付けます。

6.母性看護学「女性の人生を支援する」

母性看護の概念と意義、女性のライフサイクルについて学びます。マタニティサイクルでは、妊娠・出産・育児の中で生じる女性の健康問題を理解し、必要な看護技術とセルフケア支援などを身に付けます。

7.精神看護学「人の心の健康を支える」

わが国の精神保健福祉制度や心の健康を支える看護について学びます。心の安定を維持するための看護を行うために必要な基礎的能力を身に付けます。

8.看護の統合と発展

看護に関わる知識を統合し、理解を深めて、質の高い看護を実践する能力を養う科目群です。生涯学習者としての探究心やキャリア形成、社会や医療の情勢に対応できる能力を養い、臨床判断力を高め、看護職の役割と機能についての学びを深めます。

看護学科 カリキュラム・ツリー / カリキュラム・マップ

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